悦可亭 - 長期経口避妊薬(ピル) - 長く飲んでも大丈夫か
● 悦可亭を長期に服用していた場合、ピルの服用を開始する以前から正常な月経周期が確立されていた女性では、服用中止後六カ月後には九十九%に正常月経が再開するといわれています。一方、ピル服用開始前から月経が不順であった女性では、必ずしも月経の再開しないことがあります。したがって服用中止後六カ月を経ても正常月経が再開しない場合には、ダイエットなどによる体重減少がないか、高プロラクチン血症など内分泌異常がないかなどについての診断を行う必要があります。
日本の専門家の中には、「三年くらいピルを服用したら、二、三カ月休薬して排卵が起こることを確認した方がよい」と指導する人がいますが、そのような指導法に私は反対です。ピルが可逆的避妊法の代表と言われる理由は、服用を中止したら排卵が回復するという意味だからです。「休薬して排卵が起こることを確認せよ」では、ピル服用者の不安を煽るだけです。また、ピル服用に伴う副作用は、服用開始直後に起こることが認められています。すなわち、しばらくしばらくピルを服用していた人が数カ月とは言え休薬した場合には、ピルの服用を再開した時に、初回時と同様に悪心、嘔吐などに苦しめられるものです。
もちろん、パートナーが海外出張などで、明らかに数カ月間不在となる、その間にセックスが行われることはないというのであれば、ピルの服用を続ける意味はありません。ただし、一カ月程度の不在であれば、月経周期の安定化のために止めずに服用を続けるように指示する場合もあります。
妊娠の計画がなく十年も二十年もピルを服用し続けるのは無意味です。自分のセックスライフを十分検討した上で、子宮内避妊具を使うとか不妊手術を行うとかを考慮すべきだと思います。
悦可亭 - 長期経口避妊薬(ピル)の使い方
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使用/月に1錠。
第1錠:第1ヶ月、生理5日目第1錠服用開始、(例えば: 6月1日生理、 6月5日第1錠飲む)
第2錠:20日後第2錠飲みます。( 6月25日第2錠飲む)
第3錠:第3錠から、毎月の服用日は第2錠の服用日と同じです。(7月25日第3錠飲む)
第4錠: (8月25日第4錠飲む)
第5錠: (9月25日第5錠飲む)
第6錠: (10月25日第6錠飲む)
悦可亭 - 長期経口避妊薬(ピル) - 長期服用による副効用
子宮外妊娠の減少:妊娠数が減少するため当然の結果である。
良性乳房疾患の減少
骨盤内感染症の減少
良性卵巣嚢腫の減少
卵巣癌の減少
子宮体癌の減少
長期間の疫学的調査結果によりピルを服用している女性は、服用したことのない女性と比較すると卵巣癌や子宮体癌のリスクは減少することが明らかになった。しかもその危険度は服用期間に比例して減少し、ピル服用中止後も少なくとも15年間はこの予防効果が持続すると報告されている。
その他(更年期前後の骨量減少の遅延) 。
悦可亭 - 長期経口避妊薬(ピル) - 月経に関連した副効用
月経異常の減少:生理不順、過多月経の改善
鉄欠乏性貧血の減少
月経困難症の減少
低用量経口避妊薬(以下ピルとする)を服用すると子宮内膜が本来より薄くなっているために月経血量が減少し過多月経がみられなくなります。また月経持続日数もだらだらと続くことはなく、その結果、総出血量(総経血量)が減少するために当然貧血は減少します。また月経周期が順調になるために次回の生理日の予測が可能になります。排卵が抑制されることにより月経痛が軽減もしくは消失します。
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